これは、自分が現金化を依頼した業者が悪徳な業者かそうでないかという問題にかかわらず、誰にとっても起こり得る可能性のある問題なのですが、とある現金化業者と契約を結んだ後、何らかの問題があって契約を打ち切った際、あらかじめ取り決めた契約の内容と違うということで、キャンセル料を取られてしまうケースが実際にあります。

お金をとられるんだったら、利用者が損をするじゃないかというふうに不満を持つ人がいるかもしれませんが、現金化業者が、契約をキャンセルした顧客に対してキャンセル料を要求するということ自体は、何ら問題のあることではありません。優良な現金化業者であっても、例えば契約書などに「これこれこういう場合は、契約のキャンセルとみなして、キャンセル料を要求します」ということを契約書に明記しています。顧客としてはその契約の内容を理解し、納得したうえで現金化業者に相談を持ち掛けるわけですから、あとになって、キャンセル料を要求されたという理由だけで現金化業者を訴えることはできないのです。

ただし問題なのは、明らかに契約書には書かれていなかった条件で、キャンセル料を要求されるというケースです。あなたが依頼を持ち掛けた現金化業者が悪徳な企業だった場合、キャンセル料という名目で明らかに法外な料金を要求されてしまうことがあります。なんらかの支払いを命じられた時、すぐに指示に従うのではなく(すぐに従いたくても、そんな大金は払えない、という場合はあるでしょうが)なぜ、どういう名目でキャンセル料が要求されているのかということをしっかりと確認するようにしましょう。

悪徳な企業に引っかかってしまった場合は、明らかに法外な高額料金を請求してくるうえに、ほとんど脅しのような手法で利用者に対して支払いを強要するケースがあります。特に厄介なのは、最初の数回の依頼では問題なく現金化が行われていて、依頼を重ねていくごとにだんだんと、悪徳な業者の化けの皮がはがれていくというケースです。これも決して珍しい事例ではないので、専門の業者に現金化の依頼をしようと検討している方は、くれぐれも注意が必要です。

どういうことかというと、一回二回の依頼では、何もトラブルが起こらないんです。それで、完全に安心した利用者が、何度も続けてその業者に現金化を依頼するようになります。完全に顧客が油断したタイミングを見計らって、その業者は本性を現すのです。ふさわしい例えになるかどうかは分かりませんが、コンピュータウイルスの世界でよくある「トロイの木馬」みたいなものでしょうか。

一見すると何の問題もないプログラムであるように見せかけ、ある特定の操作をしたり、あるいは、特定のタイミングが来た時だけ、コンピュータのユーザーにとって不利益となるような動作をするウイルスのことです。一見すると優良な企業の皮をかぶっている現金化の業者と、ある意味では似ている部分があるのではないでしょうか。

契約をキャンセルしたらキャンセル料がとられるというより、どちらかというと、悪徳な業者にとっては、一度捕まえたカモを簡単には手放したくないという意識があるのかもしれません。だから、悪徳な業者のやり方に危機感を持った顧客が、契約の打ち切りを申し出たタイミングでいきなり、それではキャンセル料をいただきますねと言い出す可能性もあるのですよ。

騙された顧客にとってはとんだ災難ですね。